さて、これから、何が起こるのか その1
私の好きな作家の話は、どこかでしたと思います。
今回は、私の好きな映画監督の話です。
昨日、「西の魔女が死んだ」という映画を見てきました。私も以前、彼の映画に、端役として、わずか数秒、殺し屋役として、女性主人公にショットガンで撃たれるシーンに登場した縁もあって、彼の作品は、欠かさず観るようにしています。
昨年は、「黒帯」という映画を観たのですが、「西の魔女・・・」と同様、はじめから最後まで、精密に構成が練られていて、俳優の個性が上手に引き出されていて、音や色や風景の効果が全体性の中で生かされているのは、30年前に、私が出演したときの頃と変わりがありませんでした。
ただ、彼が撮影中に大怪我をしたことも知っているし、その後、ほんとうに納得した作品の映画化しかしない彼の性格も知っていることから思うのは、映画の中で、サチ・パーカーが不登校の孫娘に語る「私には毎日のちょっとした変化が楽しみなんです。だから変化を前もって知る必要はありません」という言葉から、彼が、何か変化していることを楽しんでいるのだろうと、映画を観ながら想像してしまいました。
もちろん、この作品が、梨木香歩の原作であることも知っていますし、脚本には、彼の奥さんの手が加わっていることも承知しています。しかし、ふっと、そういう彼を投影している自分がいるのです。
私たちの身辺には、何が起こるかはわかりませんし、それを知る必要もないのかもしれません。でも、もしかしたら、「草や木が光に向かって伸びていくように、魂は成長したがっているんです」と、魔女が言うように、成長したがっている魂が求めるものを提供していくのが大人ではないかと、投影ついでに、私は思うのです。
そんなわけで、何が起こるのですかって?
ええ、8月1日に、赤居人実の有料メルマガが、「まぐまぐプレミアム」に連載開始されるのです。赤居人実って?それは、保坂和志氏と長崎俊一氏の高校の同窓生で、エンターテイメント大好きな心理臨床家です。お楽しみに。






