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2007年10月07日

渋谷の今

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 昔、生命保険会社のビルだったのが、今は、名前も変わりました。そして、東横線が地下ホームになることで、渋谷は着々と工事が進められています。

 宮益坂の途中で昼飯を食べたとき、店内で「ナミ、イッチョウ」と聞こえてくる声は、日本人のイントネーションではありませんでした。そして、となりにはスーツを着た女性が、どんぶりに紅しょうがをたくさんのせて、マーボ豆腐定食をたいらげていました。胃がもたれて、私は牛丼を少し残しました。
 坂を上って、夏の帽子のリボンを取り替えようと、パナマを買った帽子店に寄ってみると、その店では、リボン交換を行わないとのこと。渋谷駅向こうの若い人の店ならきっと交換してくれるという情報をゲット。店を出た瞬間に、路上で、東洋系の人が、東洋系の人に「ばか!」と英語で叫んでいました。
 パルコ近くの帽子店でリボン交換の注文をして、公園通りを歩いていると、ハーレーダビッドソンに囲まれたオープンカーに、結婚したばかりの新郎新婦がウェディング姿で乗って通り過ぎました。ハーレーに乗った仲間が、渋谷に行きかう人々に祝福を求めて大声を出していました。
 昔VANのあった交差点を越え、駅の反対側のスポーツ店に、ジョギングシューズを買いに行きました。10年後にフルマラソンを走る準備をするために、足にあった靴を探すためです。店には、走るために靴を探す人がたくさんいました。私は、選べないので、昔オニツカと呼んだ靴を選びました。
 パソコンのバックアップをするためのソフトを買いに、駅前の大型電器店に戻りました。ビデオが映る携帯機器が売り出され多くの人がデモを見ていました。デモと言っても、路上を練り歩くデモではなく、新製品の宣伝です。その階は、エアコンが壊れているらしく、店内はむっと熱気がこもっていました。
 ふと、見ると、同じフロアーに、無料で、メガネの洗浄、修理をしてくれる看板が目に入りました。10数年前に、骨董どおりのメガネやであつらえた私のメガネでしたが、その店がつぶれてから2年ほどたち、メガネのフレームがゆがんで、その調整がうまくいかず、たまにいらいらすることがあったのです。
 大型電器店のメガネやさんに、修理を頼むと、こころよく引き受けてくれただけでなく、30分ほどかけて、丁寧に調整、洗浄してくれました。暑い店内で、細かい作業をしながら汗だくになっている店員さんを見て、日本人の若者も、まんざらではないと感じ入りました。
 ストリートファッションを絵に描いたような若い人たちがあふれた駅前の交差点をかき分け、青い髪のおじさんが負けじと、パソコンソフトとジョギングシューズを持って歩いているときに目に入った工事現場が上の写真です。調整済みのメガネから見えた光景は、とても安心でした。
 
 

2007年10月01日

読書の秋

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 昨日、池袋にでかけて、この11月に受けるある試験のための講習会に参加してきました。朝からは夕方までの講義を、参加者は、熱心に聴きいっていました。そこでふと気づいたことがあります。写真では見にくいと思いますが、机のうえに、ペットボトルが並んでいて、見渡すとそのペットボトルにはひとつとして同じものがなかったのです。

 お昼をはさんでの講習ですので、飲み物を持参するのは当然かもしれませんが、日本も飲料水を買う次代になったのだと思いました。
 講習のあとは、池袋に出て、デパートに併設されている大きな書店に行きました。実は、ネットでたくさんの本を注文したばかりでしたが、本屋に行くという行為は、実際に自分の手にとってページをめくることができるという点で、これからこの本を読もうという実感がわくので、私にはとても気持ちのよいものでした。
 そして、20年近く前に買って読んだカウンセリングの本がおいてありました。奥付をみると、版は新しくなっていないで、17刷りになっていました。買って読んだときにいい本だなと思った本が毎年増刷されているのを見て、なにかほっとしました。
 世の中には、いろいろな心理やカウンセリングの本が出ていますが、たしかに時代によって考え直さないといけないことはたくさんあるので、新しい情報は必要だと思います。でも、人の話を聞くための大事な姿勢は、そんなに変わらないのではないかと思います。
 池袋の地下街を歩きましたが、昔の池袋に比べると、若い人が多くなっていました。携帯をもつことで、あるいは、パソコンの前にすわることで、あきらかに、本を読む時間が少なくなっています。これからの若い人が、自分で本にさわって、ページをめくって、その本の世界にふれていく時間をもってほしいと心から思いました。
 また、20年たっても書店に並ぶ、そういう本を私も書きたいと思いました。

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