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2007年04月16日

金行

kinnko.jpg
 青山の骨董どおりにある、弊社の二件となりのビルに掲げてる看板です。
 「金行」です。銀行ではなく。

 青山に移って、12年になりますが、骨董どおりに、いまだに残っている店は、数えるほどです。
 今のメガネを作っためがねやもなくなったし、たまに使った本屋もなくなりました。
 目の前のファミレスがなくなったかと思ったら、もう更地になっています。
 そんな中で、この「金行」の看板は、私の気持ちをひきつけます。
 ちなみに、日本で「銀行」という言葉が使われ始めたのは、明治5年(1872年)の「国立銀行法」という法案からだそうで、アメリカのnational bank actを訳すときに、当時、銀本位制だった日本は「金行」ではなく「銀行」と、bankを訳したという通説があります。
 アジアの国の中には、タイのように、「金行」がまだ残っているのは、外貨や通貨を金に換えて残しておく慣習があるからでしょう。
 ということは、この看板も、そのあたりの名残ということになります。
 いずれにせよ、名前というのは大切にしたいものですね。

2007年04月10日

覆面?

 鎌倉コロキアムの粗大ゴミを出すために、車を運転してきました。
 その道すがら見た、覆面パトカーによるスピード違反取締りの一部始終!
 場所は、高速道路です。

 私は、車の流れに敏感なので、なんか変だなと感じるときには、たいてい覆面パトカーがいます。
 今日も、いい天気で、ドライブを楽しむ人にとっては、ちょっとスピードを出したい気分だったでしょう。
 そんなところにすきができるのです。

 私の車のバックミラーには、追い越し車線を走る車の列が見えます。
 走行車線をほぼ制限時速で走っている私は、前の車を抜くには、10キロぐらいオーバーしなければならないので、右の追い越し車線の列は何度もたしかめます。その列には、ボックスカー、リムジンバス、そして普通と大型の乗用車が2台続いています。2台目の乗用車すなわち追い越し車線の一番後ろに、大型の乗用車が見えたときに、私は、あれっと思いました。なぜなら、走行車線にはかなり車の列に余裕があるので、速い車なら、走行車線から、前の車を追い抜くこともできたはずだからです。

 リムジンが、およそ制限時速より5キロぐらいオーバーしていましたが、普通の乗用車はちょっと嫌気がさしたのか、いったん走行車線に入ってきました。そうしたら、うしろの大型の乗用車も、その普通の乗用車と一緒に、走行車線に入ってきたのです。これは、間違いなく覆面パトカーだと思いました。

 20秒後ぐらいに、私の横をリムジンバスが通り過ぎていきました。走行車線で飽き足らない普通の乗用車は、また、追い越し車線に出てきました。もちろん、覆面パトカーは、ぴったりついて、追い越し車線に出てきます。私の横を普通の乗用車が通っていきました。家族連れのようです。そして、覆面パトカーがそれを追います。私は見ました。ヘルメットをかぶったふたりのおまわりさんが、獲物をねらうように、ひたひた追跡しているのを。

 私は、どうやって取り締まるのかに興味があったので、パトカーの後ろにつきました。パトカーの追跡です。
 30秒ぐらいたつと、ボックスカーが、走行車線に入り、インターチェンジを降りていきました。リムジンバスと、普通の乗用車と、覆面と、私が並んでいます。リムジンバスが、そんなにスピードを出さないのを知っているパトカーは、乗用車が、リムジンバスを抜くか、リムジンバスが走行車線に戻ったときにスピードを上げるのを待っているようでした。

 そして、案の定、リムジンが走行車線に入ったとき、乗用車がスピードをぐんと上げました。覆面は、ぴったりついていました。乗用車の速度を測っているのでしょう。200メートルぐらい走ったときに、シルバーの大きな乗用車の屋根に、赤いランプが飛び出して、サイレンが鳴り始めました。

 この間、5キロぐらい、3分程度のできごとでした。スピードの出しすぎには注意しましょう。そして、覆面パトカーも注意して発見しましょう。

2007年04月09日

朝回り

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 本日朝8時ごろの鎌倉駅前風景です。
 「土の道」のところで紹介した段葛の桜が見えます。満開は過ぎていますが、まだきれいな花をさかせています。

江戸時代の商人は、朝ごはんを食べる前に、近所を見回って歩いたそうです。どぶ板がはずれていないか、お年よりは元気にしているかなどを見回っていたそうです。そういう大事なことだけれど簡単にやってのけることを「朝飯前」と言ったそうです。
 私も、鎌倉の駅周辺を歩いてみました。コロキアムを出て近くの評判のラーメン屋さんは、11時からの開店準備のためにすでに仕込みを始めていました。土曜日ですから、江ノ電踏み切り横の自転車置き場にはさほど人は集まっていませんが、駅まで50メートルぐらいを自転車を飛び降りて走っていく人が何人もいます。踏み切りを越えてガードをくぐると、鎌倉野菜市場が見えてきます。もちろん、新鮮な野菜はもう店頭に出ています。
 そして、写真の交差点を越えて、スーパーの路地を入ると、店の前を掃き掃除している人がいます。ペコちゃんの前を通って、トンネルとくぐろうとすると、明日の投票のための候補者の掲示版がありました。30年前、居酒屋で会ったことのある当時の市会議員は、すっかり髪の毛がなくなって、すてきな県会議員おじさんになっていました。それもそのはず、現在の県知事が私より年下ですから。
 さきほどのスーパーと同じような高級スーパーが開業25周年を迎えています。私が買い物に行くのは、もっぱら地元の庶民スーパーでしたので、25年もたっているとはつゆ知らず。スーパーの立っている場所には、昔テニスコートがあって、球を打ち合う音を聞いて、御成小学校から下校していたのを思い出しました。
 その御成小学校は、校門は前と変わらず、高浜虚子が書いた文字を看板にしていました。でも、プールがあった場所には別の建物が立っていましたし、周りはマンションが林立するようになり、40年の月日のうつろいを感じました。
 コロキアムに戻って、掃き掃除をして、開店の準備です。ポストの表札が新しくなったことを確認し、裏木戸(実際にはアルミ)の開け閉めの具合を点検して、掃除機をかけて、トイレ洗面所のタオルを替えて、選択して干して準備完了。
 江戸時代は、午前中の商いが終わると、午後は、朝回りで見ておいてことの確認をしたそうです。どぶ板を直したり、高齢者を見舞ったり、役所に出かけてかけあったりなど、みんなボランティアで、街の人たちのために活動していたそうです。そして、夕方は、明日の準備をする「明日備(あしび)」をするために、リラックスして楽しく過ごしたそうです。それが「あそび」になったと言われています。
 江戸っ子は3時間しか働かないと言いますが、実際には午後はボランティア、夕方からは遊びといった、一日の生活は、内容的には、濃くてゆとりがあった生活だったと思われます。現代の日本人が学びなおすべき姿勢かもしれません。

2007年04月04日

お引越しのお祝い返しもすまないうちに

 またーですね。私が、大学生のころ、キャンディーズの解散コンサートの日に、友だちと、コンサート会場である後楽園近くのカラオケで歌っていたのが、このフレーズが出てくる「微笑返し」でした。
 この4月2日、3日は、あちこちに、スーツ姿の若い人が見えます。茶髪だった髪を染めネクタイを締め、なれないヒールをひざを突き出しながら歩いている男女の姿は、なかなかかわいらしいものです。

 コロキアムでも、青山から鎌倉への荷物の移動があって、少し大きめの荷物を宅配便を使って送ることにしました。
 まず、K社に電話しました。すると、宅急便ではなく家財扱いになるから、別のところに電話してくれと言われました。
 いそいでいたので、S社に電話しました。S社は、集荷所に連絡して、集荷所から電話が折り返しありました。やはり、ふつうの宅配と違って、小さな車に乗せられないので、集荷は、どうしても今日の午後になると言われました。
 まさか、どの運送会社もそうなのだろうかと思い、こんどは、N社に電話しました。引越しが混んでいて、早くて10日になると言われました。
 おやおや、それじゃ、しょうがないから、S社に電話しなおそうと思いましたが、ちょっと待て、もしかしたら、K社は家財扱いと言っていたので、S社よりは早く対応するかもしれないと思って、もう一度、S社に電話したら、早くて、6日と言われました。
 ということで、S社が一番早いことが分かりました。S社が能率的なのは、配送センターに電話すると、もよりの集荷所から直接電話がかかってきて、今日だったらいつとりにいけるかをその場で言ってくれるからです。
 さきほど、荷物を取りに来たので、集荷の係りの人に「Kさんも、Nさんも、今日は来られないと言っていた。Sさんが一番対応がよかったよ」と言いました。「ありがとうございます」と喜んでいました。
 この荷物、私が大学3年生になるときに、実家から下宿先に持ち出した荷物を同じ大きさですが、あのとき、私は、鎌倉から武蔵小金井まで、電車で持ち運んだのを、今、思い出しました。行商人のおばさんのようないでたちで、電車から電車にのりうつり、引越ししていました。
 世の中便利になったけれど、新入社員のみなさん、若いうちの苦労は買ってでもしろと言いますので、ここしかないぞというぐらいの気持ちで、会社に行ってくださいね。

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